ブラック企業・ホワイト企業の見分け方

f:id:f_m_y:20180520140219j:plain

就活生の皆さん、ブラック企業で消耗している皆さんこんにちは!

今回は「ホワイト企業ブラック企業の見分け方」についてご説明します。

良ければ、会社選びの参考にしてみてください!

 

1人あたりの仕事量で考える

皆さんは「労働集約型」「資本集約型」という言葉をご存知ですか?f:id:f_m_y:20180520134628j:plain

・労働集約型・・・「労働力」が事業の中心となる産業のこと。

こんな業種に多い:銀行、介護系、人材系...etc

人が一生懸命働かなければビジネスが成り立たないため、

1人あたりの仕事のウエイトが大きくなります。

ブラック企業の多くはこのビジネスモデルに分類されるでしょう。

 

f:id:f_m_y:20180520134944j:plain

・資本集約型・・・「資本」が事業の中心となる産業のこと。

こんな業種に多い:電気業、ガス業、機械化が進んだ製造業..etc

設備さえ準備してしまえば、人間はその維持や管理などわずかな労働で済むため、

1人あたりの仕事のウエイトが小さくなります。

ホワイト企業の多くはこのビジネスモデルに分類されるでしょう。

 

市場における位置付けで考える

続いて、会社の「位置づけ」に着目してみます。

高い製品力や、特許の取得で他社との差別化に成功し、

市場を独占している企業」ほどホワイトの傾向があります。

f:id:f_m_y:20180520135117j:plain

「NTT」「Apple」「味の素」といった会社の製品やサービスは、

営業マンが一生懸命頭を下げなくても、エンドユーザーは自然とお金を払いますよね?

強いブランド力や製品力があれば、労働力に依存する必要がなくなるのは当然ですね。

「〜といえば〇社」と思う会社のホームページを見て、独自の技術を持っているかチェックしてみましょう!

www.patentresult.co.jp

www.patentresult.co.jp

逆に製品力や特許がなく、他社との差別化が出来ていない企業は、

必然的に人が一生懸命働く「労働集約型」になるので...もう分かりますよね?

 

会社の過去〜未来を分析する

続いては、会社の位置付けを時間軸で考えてみます。

マーケティング用語に「製品ライフサイクル理論」というものがあります。

製品が「導入期→成長期→成熟期→衰退期」の4つの段階を経るという理論です。

f:id:f_m_y:20180520135321j:plain

例えば、現在の家電業界は飽和状態にあり「成熟期〜衰退期」に突入しています。

前半の「導入期〜成長期」で差別化に成功した会社であれば、

後半の「成熟期〜衰退期」でも安心して働くことが出来ます。

一方、市場を独占出来ていないメーカーは「労働集約的ブラックな働き方」にシフトせざるを得ないかもしれません。

この理論を応用し「その業界がどの段階にあるのか?」を考えてみましょう。

 

採用情報・福利厚生で考える 

ブラック企業に多く見受けられる「みなし残業制」は、

ベンチャーや中小企業、外資系や外資系を意識した日経企業に多く採用されています。

※職位が上がるとみなし残業制に変わる、といった制度の会社もあります。

(職位が上がれば必然的に残業時間が増えるため)

f:id:f_m_y:20180520135925j:plain 

昨今「仕事(ワーク)よりも生活(ライフ)の方が優先だ」という主張のもと、

ライフワークバランス」という言葉も話題になりました。

充実したライフを送る上で「残業」は欠かせない指標ではないでしょうか?

「人手不足」や「人口減少」という背景も相まって、

企業は人材を確保するべく「働き方改革」に必死です。 

www.nikkan-gendai.com

 ・残業を廃止し、基本給を上げる制度

・有給消化にノルマを設け、全て消化しなければペナルティになる制度

など様々な施策が増えてきています。

会社のHPや新聞、ニュースなどでしっかり情報収集をしましょう!

まとめ 

f:id:f_m_y:20180520140026j:plain

いかがだったでしょうか?

ホワイト企業」「ブラック企業」は明確な定義がないため難しい話題ですが、

視野に入れている会社、皆さんが働いている会社の判断材料になれば幸いです。

では!